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2017年09月25日

『ローサは密告された』――生き延びるためには後悔している暇はない ブリランテ・メンドーサ監督インタビュー

45歳で映画監督デビューし、「マニラ・デイドリーム」で第58回ロカルノ国際映画祭ヴィデオ・コンペ部門金豹賞を受賞、「第3黄金期」と呼ばれる現在のフィリピン映画シーンを牽引している鬼才、青年警察 DVDブリランテ・メンドーサ監督。

世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンすべてのコンペティション部門でその作品が上映され、世界中で50を超える賞を獲得、第62回カンヌ国際映画祭では「キナタイーマニラ・アンダーグラウンドー」で監督賞を受賞、クエンティン・タランティーノやショーン・ペンがその才能を絶賛した。

 世界の映画祭を席巻するメンドーサ監督の最新作『ローサは密告された DVD』はどのように着想され、作り出されたのか。監督インタビューをお届けします。

ローサはマニラのスラム街で小さな雑貨店を家族で経営している。家計のため、少量の麻薬を扱っていたが、ある夜、密告からローサ夫婦は逮捕される。いぬむこいり DVD麻薬売人の密告要求、高額の保釈金……警察の要求は恐喝まがいだ。この危機をどう脱するのか? ローサたち家族は、彼らなりのやり方で横暴な警察に立ち向かう。

私は実際に起きていること、ローサは密告された DVD現実を見せたいといつも思っています。同時にそこには物語、創作もあります。フィクションであっても、そのシーンが演出されたものであっても、誠実に表現すれば、それは真実味のある、現実であると信じられるものになります。カメラを固定するなど、ありきたりな映画制作方法では、真実を語れません。私の映画では、手持ちカメラを使います。それによってカメラが狭い通路でも歩けて、その場所の中でしっかりと人との関係性を築くことができるのです。  


Posted by ドラマ内容紹介 at 17:37Comments(0)